自在花潜＜誘＞

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誘

ハナムグリ（花潜、Cetonia（Eucetonia）pilifera pilifera）は、コガネムシ科のハナムグリ属に属する昆虫の一種名（和名）で。春から秋にかけて各種の花に飛来し、背面は緑色で、体長は14～20mmほど。
花の受粉に深く関わっている昆虫の一つで、名前の由来は、｢花に潜る」→「花もぐり」→｢はなむぐり」である。
よく見かける種類のハナムグリはカナブンと同様に、上翅を展開せずに後翅を羽ばたくことができ、飛翔能力がとても高い甲虫である。
他の多くの甲虫と違い夜行性ではなく、昼間からよく行動し飛翔しているのを見かける。ちなみに白くて花びらの多い花を好む。

よく見かけるシロテンハナムグリには国内にそっくりな種類で四種類もいる。中でもシラホシハナムグリProtaetia brevitarsis　は
姿形に加え、名前まで似ていて、紛らわしいことこの上ない。始末の悪いことに分布域もかぶっており、激しく混同されている。
これらの正確な同定は背中の斑紋に頼るしかなく、一般の人には一切区別は付かないだろう。

ペーパーウェイトである自在花潜＜誘＞では、台座の部分を磁石で作り、ハナムグリの符節（昆虫の足の先）を鉄で作ることにより、台の上で自由にポーズを付ける事が可能。
机の上でついついペーパーウェイトをいじってしまう事により、花に誘われていたのがハナムグリでは無く、実は自分自身であったと言う事に気が付く。と言うコンセプトで制作。作者自身ついつい手に取ってしまい、制作に支障が出ること有り。